なぜ読書感想文が苦手なのか
読書感想文が嫌いなお子さんに困っているあなた
おそらく今のままでは上手くも好きにもなりません
私も学生の頃読書感想文というものが大嫌いでまともに書いたことがありませんでした
だいたいはあらすじを書いて終わりですね(笑)
そんな私が大人になって読書家になろうとは思いもよりませんでした
答えが一つの国語って科目が原因
もともと好きだったのかもしれませんが、子供の頃の国語が大嫌いだったせいかもしれませんね
自分の思ったこと、感じたことを書いてバツをもらうあの感じ
自分の考えを否定されてるようなあの感じ
国語ってなんなんだろうとずっと考えてきました
読書感想文もこう書きなさいみたなのがあって、私も一生懸命それにそって書いたことがありました
そういうところは真面目だったのかもしれません
しかし、上手くいかない
そのうち嫌になり、遠ざけてきました
大人になってはふと思ったこと
それは読書感想文ってこう書けば良かったのかもという考えでした
それを姪っ子や甥っ子に試したところスラスラと書いてしまったのです
読書感想文はこう書け
それはとても簡単
相手にどうしてもこのほんを読んでほしい!
ただその想いを伝えようとしただけでした
何が面白くて、何を感じたのか?
その本が何で面白いのかなんて理論立てて、理屈で書くなんてなかなかできることではありません
面白いものは面白い!
そう思ったのは何故か?それは自分がどう思ったか、何に感じ入ったのか?
ワクワク、ドキドキを書けば良い
それをただ共有したいから、一生懸命伝える
どうやって言えばこの本を読んでもらえるか?
それを文章にすれば良いのです
それで友達が読んで「面白かった!」と言ってくれればそれはもう良い循環の始まりです
もし、つまらなければ何故つまらなかったのかを感覚的に書けば良いのです
お子さんの話を聞いてみてください
何を感じたのか?
何を思って、何を想像したのか?
それをそのまま文章にする
答えがある国語という科目がまだよく分かりませんが、国語が苦手だった私の考えでは
それが一番素敵な読書感想文なのだということです
大人になったいま思えば、それの方がよっぽど社会に役立つ勉強だと思います